第26回全国都市緑化おかやまフェア

花と緑の屋外出展コンテスト金賞受賞作品

タイトル WITH

区画面積 40u

草屋根シェルター   屋根面積 6平米 灌水コントローラー、ドリップチューブ
          ルーフソイル工法(国連本部の庭園に採用されています)
         土壌厚7cm
         セダム、グラス、リッピアを植栽

低湿地            草屋根からレインチェーンを介して水瓶に貯留し、
         オーバーフローした雨水を低湿地で浸透させ処理
           セキショウ、ヒマラヤユキノシタ、スギゴケを植栽 区画の地面の雨水処理 
 緩やかな勾配をつけ灌水をしながら地面に浸透させる

植栽     実生や挿し木で育てた岡山で生育可能な植物
    キンカン、ナンテン、イトスギ、プリペット、アラカシ、
    シラカシ、ヤマボウシ、ブッドレア、レイランディー、シマトネリコ、
    レッドロビン、ブルーベリー、フェイジョア、ロニセラ、ヤブラン、
    タマリュウ、パンパスグラス、カレクス、ヤグルマソウetc

使用材料     ほぼ廃材。廃棄処分のログでシェルター、
      剪定木で木柵、テーブル、椅子、を作成
      スクラップでオベリスクとシェルターのランタンを作成
      敷物はJRの古枕木と、古耐火煉瓦

コメント

ゼリスケープとLIDを基に人と自然が共生できる空間をイメージしてつくりました。
このデザインはクライアントがいないので自分の好きなものを作ることができました。
子供のころ遊んだ山辺の小屋のような素朴で懐かしい感じのする風景です。
できるだけ手作り感を出すために既製品はつかいませんでした。
もちろん、ゼリスケープとLIDを基にデザインしているので使用水量をおさえ、 環境にも配慮しています。

JXDA岡山支部 代表 大森茂昭 (株式会社ワイズ・スケープ)

  

↑ 平面図
↑ パース
↑草屋根シェルター施工中
↑防風ネットで養生中
←フェア終了直前に撮影

草屋根の植物も元気良く育ち木々も新緑が
美しくなっている。

手前左側はヤグルマソウ。摘心をせずに
伸ばし放題にしてみた。少々大きくなりすぎた
ようだ。


草屋根シェルターより入り口付近→

床材はリサイクル耐火煉瓦とJRから貰った古枕木
バリアフリー設計で段差ゼロ
←キンカンキャノピー下の様子

半日陰のエリアになっている。
GCPはヤブラン、カレクス、ジキタリス、ヒューケラ
ロニセラ、タマリュウ、クサソテツ、ホスタ
正面より右側 →

低湿地手前木柵付近。木柵は市内小学校敷地内
危険木伐採の発生材を加工して作成
曲がりくねった素朴な感じに仕上げました
GCPはベアグラス、サギゴケ、リシマキア
、ロンギガウリス、ノコギリソウ
← 邸影響開発(L..I.D)

草屋根に降った雨水を水源として利用
レインチェーンを介して水瓶に貯留し
オーバーフローを低湿地に浸透させながら
灌水を行う。この低湿地はRAIN GARDENと呼ばれ
雨水中の有害科化学物質を植物で分解無害化
する浄化作用をもっている。
またこれらは、集中豪雨の流出速度を
押さえ都市型洪水の抑制作用もある。

低湿地底部は流水で侵食されないように
川石等を使うことが多いが、今回
備前焼窯元よりいただいた陶器の破片を
ミキサーで攪拌研磨した物を使用した。

L..I.Dについては別の機会に詳しく説明
したいと思う。